myth in psycology and psychological tests

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2026/1/16

心理学で解決!?お悩み相談⑨「心理学の都市伝説を切る前編-心理テスト」

「花の絵にハチが何匹いますか? この心理テストであなたの性格が分かります!」 という心理テストをよくテレビで見ます。 そもそも心理テストとは何でしょうか? テレビでよく見る心理テストは、実際の病院やカウンセリングの場で使われているのでしょうか? 心理テストのの真実をお伝えしたいと思います! それを直接質問にお答えする形で動画にしました。 スポンサーリンク

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sales followup and increase LTV

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2026/1/11

営業の商材売上のアッパーと顧客のフォローアップ:商材の立てつけを意識したLTV(顧客生涯価値)向上法(YouTube専門家対談企画営業の心理学の第二十六回目)

「営業は、営業だけしていても売上は上がらない。マーケティングも同時にするべき!」 と営業のプロの伊藤さんはおっしゃいます。 現場に携わる専門家をお招きして、専門家同士が対談するYouTube専門家対談企画。 今回は、営業歴20年で合同会社トースティー代表の伊藤さんと営業の心理学についてお話します。 今回のトピックは、「営業とマーケティング思考」についてです。 ・営業は常に商材の売上のアッパー(天井)を意識して上の者に報告するべき! ・LTV(顧客生涯価値)を上げるには、関係性の構築と顧客のフォローアップが ...

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eye movements and memory

心理学・脳科学/Psychology・Neuroscience 記事/Article

2026/1/6

記憶力が良い人は目の使い方が違う: 心理学では目は口ほどにものを言う

・記憶力が良くなりたいです ・目を見れば相手が分かっていることが分かるのか? ・「目は口ほどにものを言う」諺は本当なのか? 私たちの最も身近な体の部位は、目だと言っても過言ではありません。 普段意識しないですが、五感の中でも日常生活で目に頼ることはとても多いです。 そんな「目は口ほどにものを言う」とことわざでよく言われますが、バツが悪く目を逸らしたり、何か隠し事をして目を背けたりする姿を見ると、何となく目と心はつながっている気がします。 心理学では、目は記憶力と関係することを示した研究が近年盛んです。 も ...

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心理学・脳科学/Psychology・Neuroscience 記事/Article

「他人より優れている」と優越感を抱く人の心理とは?

・あいつはバカだ。俺だったらあんなことしない。

・俺は平均よりも優れている。

・世の中は俺以下のバカが多い。

このように優越感に浸る方は案外いらっしゃると思います。

しかし、そんれは心理学で言う「優越性の錯覚(superiority illusion)」かもしれません。

心理学の有名な話で、教授にアンケートを実施すると、ほとんどの人が自分は他の教授や学者よりも優れていると回答したという。

本当にあなたは平均よりも優れているのでしょうか?

今回は、意外と日常生活に関係している「優越性の錯覚(superiority illusion)」を心理学の研究をもとに考えます。

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①優越性の錯覚(superiority illusion)とは?

優越性の錯覚(superiority illusion)の研究は、まだ始まったばかりなので、ちゃんとした定義づけは行われていません。

しかし、一般的な定義では、根拠もなく「平均よりも自分は優れている」と思うことです。

Yamada et al.(2013)の論文では、「優越の錯覚(superiority illusion)は肯定的に自分を評価することであり、知能、認知能力、望ましい性向など様々な要因において平均的な人よりも優れていると自分を判断すること」だと定義づけています

自分に対してネガティブな人や社会人であれば、自分の身のほどくらいわきまえていると思うかもしれません。

しかし、実験結果では上図ように平均が0より右側に寄っているので、自分は平均的な人間と比べて優れていると評価していることが示されています。

ちなみに、この研究では、優越性の錯覚(superiority illusion)がある人ほどネガティブな自己評価をしないことが示されています。

自分を肯定的に思えるのは、機嫌よく人生を過ごすのに良いことかもしれませんね。

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②モラル(道徳)でも優越性の錯覚(superiority illusion)は生じる⁉

 

優越性の錯覚(superiority illusion)は、一般的によくあることです。

先ほどの研究では、性格的に「他人よりも優れている」という優越感があることがわかりました。

実は、自分が道徳的な(モラル)があるのかを判断するときにも優越性の錯覚(superiority illusion)が生じます(Tappin & McKay, 2017)。

それが、上の図です。

特にモラリティ(Morality)の欄で自分の方(self)が他者(other)よりも高得点であることが多いです。

例えば、誠実さや信頼感、公平性や尊敬など、モラル面で自分の方が他人よりも上だと評価する傾向があります。

最後に、上図ですが、これは、モラルなどの判断の中でどのくらい理性的に判断できているかを示している図です(Tappin & McKay, 2017)。

上図のMoralityの欄を見ると、赤色の非理性的(Irrational)な部分が9割以上を占めています。

つまり、道徳(モラル)では、優越性の錯覚(superiority illusion)は基本的に非理性的に行われることが多いのです。

自分は他の人よりもモラルがあると優越感を抱いている人ほど、非理性的な判断が占めていることが多いかもしれません。

優越性の錯覚は、理性的でない人ほど強く生じるかもしれませんね。

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③しかし、優越性の錯覚(superiority illusion)は機嫌よく生きるのには大事

これまで優越性の錯覚(superiority illusion)について見てきましたが、優越性の錯覚(superiority illusion)にはプラス面もあります

例えば、うつ病の方は、自分のことを否定的に考えがちです。

うつ病患者さんの苦しみを考えると、優越感があって肯定的に自分を捕えられる方が精神衛生上は健康だと言えます。

確かに、プラス面はありますし、優越性の錯覚(superiority illusion)は自信にもつながります。

なので、一概に悪い現象だとは言えません。

しかし、自惚れは厳禁です。

優越の錯覚(superiority illusion)は、自覚を促してくれる大切なイリュージョンなのかもしれません。

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参考文献

Tappin. B. M. & McKay. R. T. (2017). The Illusion of Moral Superiority. Social Psychological and Personality Science, Vol. 8, (6), 623-631.

Yamada et al. (2013). Superiority illusion arises from resting-state brain networks modulated by dopamine, PNAS, Vol. 110, No. 11, 4363-4367.

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