sales hearing is not counseling

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2026/10/25

営業はカウンセリングではない!信頼される営業が話す割合は5割!?(YouTube専門家対談企画営業の心理学第41回目)

と営業のプロの伊藤さんはおっしゃいます。 現場に携わる専門家をお招きして、専門家同士が対談するYouTube専門家対談企画。 今回は、営業歴20年で合同会社トースティー代表の伊藤さんと営業の心理学についてお話します。 今回のトピックは、「営業のヒアリング」です。 一般的に、ヒアリングは、お客様の声を聞き、その声からニーズを拾って、ニーズに合わせた提案をするために必要です。 しかし、単にお客様の愚痴を聞いたり、お客様と雑談したりすることと営業のヒアリングは違う! では、営業マンがやるべきヒアリングとは何か? ...

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older adults sleep problems

心理学・脳科学/Psychology・Neuroscience 記事/Article

2026/10/19

高齢者が悩む睡眠問題の原因とは?睡眠時間は十分なのに疲れが残るのはなぜ?

睡眠は若者だけの悩みではありません。 高齢者でも睡眠に悩む人はそれなりに多いと心理学の研究では示されています。 例えば、高齢者が日中に眠くなったり、年をとるごとに朝早くに目が覚めたり、朝起きても疲れが残ったりします。 若者でも同様の悩みはありますが、高齢者の場合、睡眠が健康問題に関わります。 では、そもそもなぜ高齢者は睡眠に悩むのでしょうか? その原因とは何でしょうか? 実は、高齢者の睡眠問題は、高齢者の脳にまで影響するとも最近では言われています。 実際の心理学と脳の研究を紹介しながら、高齢者の睡眠の改善 ...

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adolescents sleep and tiredness and sleepiness

心理学・脳科学/Psychology・Neuroscience 記事/Article

2026/10/11

中高生が日中に眠気や疲れを感じる原因とは?その心理学的対策とは?

大人でも朝が苦手な人が多い中、中学生や高校生などの思春期の子どもは、ホルモンバランスの関係もあり、朝がなかなか起きられない子が多いです。 学校や部活は朝からあるので、朝が苦手でもどうしても起きないといけない。 授業中も眠たくなります。 朝起きた時に疲れを感じず、スッキリ起きれたらいいのにと思うことはよくあります。 では、そのようになる原因とはなんでしょうか? また、朝の起きた時の疲れや日中の眠気を防ぐ手段はあるのでしょうか? 今回は、心理学の研究を参考に、中高生の睡眠の問題の原因と解決法をお伝えします。 ...

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精神医学/Psychiatry 記事/Article

カウンセリングはうつ病に効果があるのか?抗うつ薬と心理療法との比較

・カウンセリングは意味あるの?

・カウンセリングはそもそも心の病に有効なのか?

・抗うつ薬治療や心理療法と比べてどうなの?

人が心や対人関係で悩んだ時に利用するのがカウンセリングです。

カウンセリングは、話を聞いてもらって心の健康を回復させるイメージがある。

では、近年増え続けるうつ病にもカウンセリングは効果的なのでしょうか?

精神科に通って抗うつ薬治療をするものの、医師には薬の調整をしてもらうだけで長時間話を聞いてもらえない。

そんなうっぷんが溜まっている人も多いと思います。

それなら、カウンセリングでもしうつ病にも効果があるのなら、話も聞いてもらえるし一石二鳥ですよね。

今回はそんなカウンセリングのうつ病への効果についてエビデンスを基に考えます。

本記事では以下のことがわかります。

1. そもそもカウンセリングはうつ病に効果的なのか?

2. カウンセリングは抗うつ薬治療と比べて有効なのか?

3. カウンセリングは他の心理療法と比べてどうなのか?

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①カウンセリングはうつ病患者のうつ病度合いを下げるのに効果的である。

そもそもカウンセリングを含めた心理的治療はうつ病に有効なのか?

多くの論文を集めて分析しなおし、その研究分野の方向性を探るメタ分析という手法を使って、心理的治療がうつ病に有効なのかを調べたのが、Cuijpers et al. (2006)である。

ちなみに、メタ分析の詳細は以下の記事に詳しく書いております。

合わせてお読みください。

彼らは高齢者のうつ病患者を対象にしています。

彼らの研究結果は以下の図の通りです。

the psychological treatment effect on depression

この図は、様々な研究報告の効果度をそれぞれ示しています。

■が右に行くほど効果的だということが示されています。

大事なのは、一番下のFixedの欄で、全体の効果度合いを総括している指標です。

すると、0.72くらいの数値ですが、これはまあまあ大きな効果がある数値です。

なので、心理的治療自体はうつ病に有効なのがわかります。

ちなみに、同研究で抗うつ薬治療と心理的治療との効果の違いも比較分析しています。

結果は、抗うつ薬治療と心理的治療とでは統計的な差があるとは言えず、同程度くらいうつ病度合いを下げる効果がありそうです。

しかし、心理的治療の中でも、カウンセリングや他の心理療法などを分析してみても、特に差は見られなかったという結果です。

要は、カウンセリングでもそれなりにうつ病度合いを下げるのに有効そうですが、過去の研究を調べるといくつか注意が必要そうです。

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②カウンセリングがうつ病に有効だとする知見への注意点

まず大切なのは、カウンセリングが抗うつ薬治療と比べて有効とされる条件です(Menchetti et al., 2014)。

それは…

1. うつ病の重症度が比較的軽度であること

2. 記憶や注意など他の認知機能に支障がきたしていないこと

3. 不安障害などの合併症がないこと

などです。

特に上記の条件に当てはまる場合で、抗うつ薬治療よりかはカウンセリングの方がうつ病度合いを下げるのに有効だとMenchetti et al. (2014)は主張しています。

研究によっては、もう少し条件が変わりますが、だいたいこれらのことが共通しています(Magnani et al., 2016)。

一方、カウンセリングと他の心理療法との比較はどうでしょうか?

特に日本でも保険点数化されている認知行動療法(CBT)という心理療法と比べた研究がPybis et al. (2017)です。

彼らの研究では、100以上のサイト(施設)で3万人以上ものデータを分析しています。

すると、カウンセリングは認知行動療法と同程度うつ病度合いを下げる効果があると示されています。

まとめると、確かに、抗うつ薬治療や認知行動療法と比べてカウンセリングはうつ病患者さんのうつ病度合いを下げる効果があるかもしれません。

しかし、カウンセリングによって「どれくらいのうつ病患者さんが治ったのか?」「うつ病が再発しないのか?」といって大切な指標はあまり過去の研究では扱われていない印象です。

なので、カウンセリングはうつ病度合いを下げるけれども、根本治療できるのかは疑問です。

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③まとめ

以上より、カウンセリングがうつ病に有効なのかを見てきました。

まとめると以下のようになります。

  • カウンセリングには一定程度うつ病患者のうつ度合いを下げる効果がある。
  • カウンセリングは抗うつ薬治療と同じくらい効果的である。
  • しかし、それにはいくつか条件があると思われる。
  • カウンセリングは認知行動療法という他の心理療法と同じくらい効果的だと思われる。
  • しかし、以上の知見は全てうつ病患者のうつ度合いを調べているだけで、根本的な治療になるのかどうかは謎のまま

今後、カウンセリングの長期的な研究が必要とされています。

これはカウンセリングの可能性でもありますが、純粋に生物学的医学的な問題であるうつ病にどれくらい効果的なのかはまだまだわからないことが多いです。

私のスタンスとしては、うつ病手前までのグレーゾーンであればカウンセリングでも構わないと思いますが、うつ病の診断が下れば精神科医に任せた方が良い気がします。

それくらい、カウンセリングのうつ病への効果のエビデンスはまだ弱いと思います。

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参考文献

Cuijpers et al. (2006). Psychological treatment of late-life depression: a meta-analysis of randomized controlled trials. International Journal of Geriatric Psychiatry, 21, 1139-1149.

Magnani et al. (2016). Treating Depression: What Patients Want; Findings From a Randomized Controlled Trial in Primary Care. Psychosomatics, 57, 616-623.

Menchetti et al. (2014). Moderators of remission with interpersonal counselling or drug treatment in primary care patients with depression: randomised controlled trial. The British Journal of Psychiatry, 204, 144-150.

Pybis et al. (2017). The comparative effectness and efficiency of cognitive behavior therapy and generic counselling in the treatment of depression: evidence from 2nd Uk National Audit of psychological therapies. BMC Psychiatry, 7: 215.

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