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2024/2/11

仕事と家族: どっちを優先すれば幸福度が高いか?心理学のアドバイス

・仕事が第一優先だ! ・家族が最優先だ! ・仕事と家族のどっちが大切なの? 社会人は、仕事と家族の両立が求められます。 しかし、なかなか両立することは難しいです。 身近な例だと、家族を優先して育休を取得したのに、育休明けに左遷されたなんて話もあります。 では、仕事と家族のどちらを優先すれば幸福度や生活の質が高くなるのでしょうか? そんな衝撃的な心理学の研究を解説しています。 ぜひご覧いただいて、ご自身の参考にしてみてください! スポンサーリンク

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2024/2/4

運動神経が良くなりたいなら睡眠も大事!心理学の発見

・私、運動神経が悪いです。 ・運動神経悪い芸人といじられます。 ・運動音痴な私はどうやったらスポーツができるようになりますか? 運動が苦手な人は多い印象です。 しかし、誰も運動神経が良くなる方法を教えてくれません。 むしろ、運動神経が悪い自分がいない人かのように扱われます。 そんな運動神経にお悩みの方は、新しい動きを学んだ練習後の睡眠に目を向けてみてください! 運動学習が脳に定着するには睡眠が大事なのです。 そんな研究をエビデンスを示しながら動画でご紹介します。 新しいことにチャレンジされるスポーツ選手や ...

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2024/2/1

楽しく目標を達成するための心理学的な方法

・目標を達成したいけれど達成までの道のりがつらい。 ・目標を掲げてもめんどくさくて行動できない。 ・せっかくやるなら楽しく目標を達成したい。 仕事でも勉強でも、誰もがありたい姿を想像して目標を掲げます。 目標達成のために奮闘し、その結果達成できれば、喜びは測り知れないものがあります。 しかし、大きな目標を掲げて、なかなかその目標に向かって行動できなかったり、目標までの道のりで挫折してつらい思いをする人もいます。 なので、今回は、そんな目標達成を楽しくできる方法を心理学のエビデンスをもとにで解説します。 少 ...

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心理学・脳科学/Psychology・Neuroscience 記事/Article

どんな性格の人が幸せを感じやすいのか?性格と幸福度の心理学

・幸せになりたい。

・どんな人が幸せになれるのか?

・人の性格と幸福は関係あるの?

人は誰でも幸せになりたいと思っています。

でも、社会は幸せを阻む要素でいっぱいです。

そんな社会に揉まれながらも、幸せそうな人はたくさんいます

そんな人をうらやましく思うも、一体どんな人が幸せになるのかは気になるところです。

今回は、そんな人の特徴の一つである性格幸福度の関係について、心理学の研究をご紹介します。

性格はすぐには変えられないかもしれませんが、幸せになりやすい性格傾向がわかると幸せに一歩近づけるかもしれませんね。

本記事では以下のことが学べます。

1. どんな性格が幸せと関係するのか?

2. 性格と幸せの関係は遺伝や環境の影響を受けるのか?

3. 幸せこと自体が性格に影響するのか?

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①どんな性格が幸せと関係するのか?

人との性格傾向と幸せの関係を研究したものは、結構古くからあります。

その先駆け的な研究が、Argyle & Lu (1990)の研究です。

彼らは、人の性格傾向の中で、外向性内向性に焦点を当てて幸せとどれくらい関係するかを調べています。

外向性とは、家に籠るよりも外に出るタイプの人間で、どんどん新しい環境にも入っていくタイプの人です。

一方、内向性とは、外向性の逆で、外に出るより家に籠ってコツコツと作業するタイプの人間で、あまり社会的な活動を好まない人です。

この外向的な人と内向的な人を比べて見ると、結果として以下の図のようになりました。

extraversion and happiness

 

外向性が高い人ほど、幸福度は高まる傾向にあります。

また、なぜ外向性が高いと幸福度が高いかと言うと、社会的なアクティビティによく参加するからだと研究論文では分析されています。

特に、パーティや映画館に行く人ほど幸福度が高い傾向です。

また、自分が嫌なアクティビティは避ける傾向も幸福度を高めます

なので、社会的アクティビティという幸福度を高めるイベントによく参加し、逆に自分が嫌だと思うアクティビティを避けて幸福度を下げる要因から距離を置くことで、より幸福度があがります。

性格傾向の中で、外向性は幸せに強く関係しそうです。

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②他の性格傾向と幸せの関係性:遺伝と環境も関係するのか?

次に、外向性以外の性格傾向と幸せの関係性についてです。

こちらは複数の研究で共通していますが、下図のように誠実性感情の安定性が高いと幸福度も高い傾向にあります(Hayes & Joseph, 2003; Weiss et al., 2008)。

Big 5 and happiness

 

この図の左側の項目は、心理学で世界的に使用されているBig5という性格検査の項目です。

外向性は、先ほどのように、家に籠るより外に出るタイプの人です。

協調性は、他人に親切にできる人で、温かい雰囲気をまとう人です。

誠実性は、責任感があり、真摯に物事に取り組むタイプの人です。

開放性は、オープンな性格の人で、物事に柔軟に適応でき、広く意見を受け入れられるタイプです。

感情の安定性は、そのままの意味で、神経質にならず心が安定した穏やかなひとです。

特に、外向性と誠実性と感情の安定性が高いほど幸福度も高い傾向です。

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ちなみに、この関係性は遺伝や環境を考慮しても同じらしいです(Weiss et al., 2008)。

Weiss et al. (2008)は、900組以上の双子を調べて、遺伝と環境の両方の影響を考慮しましたが、外向性・誠実性・感情の安定性の三つが幸福度と関係することを確かめました。

双子には、全く遺伝子が一緒の一卵性双生児と遺伝子が半分だけ同じの二卵性双生児があります。

一卵性双生児と二卵性双生児をたくさん集めて分析すると、遺伝と環境の影響が大体わかります。

なので、双子の研究はとても大事なのです。

かなり大々的な双子研究でも、外向性・誠実性・感情の安定性が高いと幸福度も高いという結果なので、ほぼこの三つがある性格の人ほど幸せになりやすいと言えそうです。

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③逆に幸せが性格を変えることはあるのか?

これまでは性格によって幸福度が変わる研究を紹介してきましたが、逆に、幸福な状態が性格に影響するのかを調べた研究があります。

それが、Soto (2013)です。

この研究は少しややこしいので、結論だけ言うと、実際に幸福度が高まると性格傾向にも影響することを示しています。

例えば、幸福度が上がると、誠実性と協調性が上がり、感情の安定性が高まります

この研究では、なぜか幸福度が高まると外向性が下がることを示唆していますが、幸福度が上がると誠実性と感情の安定性が上がることを考慮すると、幸福な人はより幸福を感じやすい性格になり、さらに幸福になっていく可能性もあります

もしかしたら、幸福の正の連鎖があるかもしれませんね。

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④まとめ

以上より、性格と幸福度の関係性について見てきました。

まとめると以下のようになります。

  • 外向性が高いほど、社会的アクティビティによく参加し、幸福度が高まる傾向がある。
  • 特に、外向性が高い人は、パーティや映画など幸福度を高めるイベントに参加し、嫌なアクティビティを避けて幸福度を下げるイベントから距離を置く。
  • 外向性の他に、誠実性と感情の安定性も幸福度と関係する。
  • この関係性は、遺伝と環境の影響を考慮してもあてはまりそう。
  • 幸福な状態が性格に影響を与えて、幸福な人がより幸福になっていく正の連鎖はあるかもしれない。

今すぐ性格を変えるのは難しいですが、例えば、映画館に行ったり、人と交流したりするなど、幸せに繋がる行動はできます

また、他の研究で文化と性格がマッチすると幸福度が高まることを示唆したものがあり、外向的な文化圏だと外向的な人が幸せを感じやすいという話はあります。

もしそうだとすると、内向的な人でも内向的なグループに属することで幸せは感じやすくなるかもしれません。

性格と幸せの関係性は、解釈の広がりのある面白い話ですね。

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参考文献

Argyle & Lu (1990). The Happiness of Extraverts. Personality and Individual Differences, 11(10), 1011-1017.

Hayes & Joseph (2003). Big 5 correlates of three measures of subjective well-being. Personality and Individual Differences, 34, 723-727.

Soto (2013). Is Happiness Good for Your Personality? Concurrent and Prospective Relations of the Big Five With Subjective Well-Being. Journal of Personality, 83(1), 45-55

Weiss et al. (2008). Happiness id a Personal(ity) Thing: The Genetics of Personality and Well-Being in a Representative Sample. Psychological Science, 19(3), 205-210.

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