adolescents sleep and tiredness and sleepiness

心理学・脳科学/Psychology・Neuroscience 記事/Article

2026/10/11

中高生が日中に眠気や疲れを感じる原因とは?その心理学的対策とは?

大人でも朝が苦手な人が多い中、中学生や高校生などの思春期の子どもは、ホルモンバランスの関係もあり、朝がなかなか起きられない子が多いです。 学校や部活は朝からあるので、朝が苦手でもどうしても起きないといけない。 授業中も眠たくなります。 朝起きた時に疲れを感じず、スッキリ起きれたらいいのにと思うことはよくあります。 では、そのようになる原因とはなんでしょうか? また、朝の起きた時の疲れや日中の眠気を防ぐ手段はあるのでしょうか? 今回は、心理学の研究を参考に、中高生の睡眠の問題の原因と解決法をお伝えします。 ...

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three active listening process, sales understanding, and speech rate

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2026/10/4

傾聴の3つのプロセスと営業に大事な理解と話す割合(YouTube専門家対談企画営業の心理学の第40回目)

と営業のプロの伊藤さんはおっしゃいます。 現場に携わる専門家をお招きして、専門家同士が対談するYouTube専門家対談企画。 今回は、営業歴20年で合同会社トースティー代表の伊藤さんと営業の心理学についてお話します。 今回のトピックは、「営業のヒアリング」です。 一般的に、ヒアリングは、お客様の声を聞き、その声からニーズを拾って、ニーズに合わせた提案をするために必要です。 しかし、単にお客様の愚痴を聞いたり、お客様と雑談したりすることと営業のヒアリングは違う! では、営業マンがやるべきヒアリングとは何か? ...

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sales hearing is not checklist and talk script, but living communication.

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2026/9/13

営業のヒアリングはトークスクリプトより生きた会話が大事!(YouTube専門家対談企画営業の心理学の第39回目)

と営業のプロの伊藤さんはおっしゃいます。 現場に携わる専門家をお招きして、専門家同士が対談するYouTube専門家対談企画。 今回は、営業歴20年で合同会社トースティー代表の伊藤さんと営業の心理学についてお話します。 今回のトピックは、「営業のヒアリング」です。 一般的に、ヒアリングは、お客様の声を聞き、その声からニーズを拾って、ニーズに合わせた提案をするために必要です。 しかし、単にお客様の愚痴を聞いたり、お客様と雑談したりすることと営業のヒアリングは違う! では、営業マンがやるべきヒアリングとは何か? ...

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心理学・脳科学/Psychology・Neuroscience 記事/Article

中高生が日中に眠気や疲れを感じる原因とは?その心理学的対策とは?

・授業中に眠たくて仕方がないです。

・朝起きたら疲れていて、学校に行く気にならない。

・朝が苦手です。

大人でも朝が苦手な人が多い中、中学生や高校生などの思春期の子どもは、ホルモンバランスの関係もあり、朝がなかなか起きられない子が多いです。

学校や部活は朝からあるので、朝が苦手でもどうしても起きないといけない。

授業中も眠たくなります。

朝起きた時に疲れを感じず、スッキリ起きれたらいいのにと思うことはよくあります。

では、そのようになる原因とはなんでしょうか?

また、朝の起きた時の疲れや日中の眠気を防ぐ手段はあるのでしょうか?

今回は、心理学の研究を参考に、中高生の睡眠の問題の原因と解決法をお伝えします。

本記事では以下のことが学べます。

1. 中高生の日中の眠気や朝起きた時の疲れに関する要因

2. 中高生が日中に眠気を感じずに、スッキリと日常を過ごせるようになる方法

3. 中高生の睡眠習慣の整え方

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①中高生が朝起きた時に疲れを感じるのはなぜか?その心理学的な要因

中学~高校生は、朝早く起きることが多く、睡眠リズムが崩れることがよく知られています。

しかし、朝起きた時に疲れを感じると、部活や学校のなどの朝の活動が面倒になります。

では、なぜ中高生が朝起きた時に疲れを感じるのか?

その研究をしたのが、Tynjalaら(1997)の研究です。

彼らは、中高生の睡眠習慣と日中の眠気が、コーヒーなどの心理的に刺激になる物質と関係することを示しました。

4千人以上のフィンランドに住む中高生を対象に調査した結果が以下の図のようになりました。

adolescents sleep habit and psychoactive use

この図は、論文の図をもとに心理のしろくまさんが作成しました。

左下の心理的な刺激物の使用とは、「お酒」「たばこ」「コーヒー」の三つをどれくらい摂取しているかを見ています。

睡眠習慣は、普段の睡眠時間を測定しています。

すると、この図より、睡眠習慣が悪いほど、お酒やコーヒーなどの心理的な刺激物をよく接種する傾向があり、さらに朝起きた時の疲れを感じやすくなると示されています。

他にも、中学生だと女の子よりも男の子の方が、朝起きた時に疲れを感じやすいと示しています。

男の子の方が、こうした刺激物を摂取しやすいのかもしれません。

日中の眠気の要因で、Tynjalaら(1997)が特に強調していたのが、「コーヒーの飲みすぎ」です。

お酒やたばこはダメですが、コーヒーの飲み過ぎにも注意しましょう。

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②高校生の日中の眠気や頭がぼーっとして働かいことや疲れは、睡眠習慣にあり?

中高生が朝起きた時に疲れを感じるのは、カフェインだけが原因ではありません。

睡眠習慣にも気をつけるべき要因があります。

それを示したのが、Shenら(2025)の研究です。

彼らは、28日間以上にわたり、オーストラリアの高校生200人以上をを日記調査しました。

結果をまとめると以下のようになります。

・夜の睡眠時間が長い高校生ほど、反応速度が早くなり、注意・集中力が高い傾向。

・夜の睡眠時間が長い高校生ほど、日中の眠気が少なく、朝起きた時の疲れも感じにくい。

逆に、夜の睡眠時間が短い高校生ほど、「日中に眠気があり、頭がぼーっとして働かず、朝起きた時に疲れを感じる」と言えます。

睡眠時間の確保が、日中の眠気改善や朝にスッキリと起きるために、必要なのが分かります。

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③中高生が日中に眠気を感じずに、スッキリと日常を過ごせる方法

先ほどまでの研究で、日中の眠気の要因は、「コーヒーの飲みすぎ」と「睡眠不足」にあると言えそうです。

しかし、中学生や高校生になると、どうしても見たいテレビがあり、友達と夜遅くまで連絡をしたりして、ついつい夜ふかししてしまいます。

そんなときに、日中の眠気を改善するには、親の協力が必要だとShortら(2011)は示します。

彼らは、約二週間、中学~高校生までの350人以上に、日記調査とアンケート調査を行いました。

その結果分かったのが、親に睡眠時間を決められている中高生ほど、睡眠時間が多く、朝起きた時の疲れも感じず、注意・集中力が高い傾向にあります。

つまり、親や第三者に睡眠時間をコントロールしてもらう方法です。

自分ではついつい夜ふかししてしまうのを、第三者に止めてもらう方法です。

これだと、半強制的に睡眠時間が長くなり、朝もスッキリ起きられます。

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④まとめ

以上より、中高生が日中に眠くならずに、朝起きた時にも疲れを感じずにすむ方法をお伝えしました。

まとめると以下のようになります。

  • 中高生の日中の眠気の原因一つは、コーヒーなどの刺激物のとりすぎ。
  • 中高生の朝起きた時の疲れの原因の一つは、睡眠時間の不足。
  • 中高生が日中に眠気や朝起きた時の疲れを感じにくくなるには、親や第三者による睡眠時間の管理が有効そう。

私も小さい頃は、親に「早く寝なさい」「子どもは●時間までに寝なさい」と怒られたものでした。

しかし、この忠告は今になってとてもありがたいなと思います。

大人になると誰も睡眠を指摘してくれないからです。

中高生の間に、しっかりと睡眠習慣を身につけることが、自分の心身の成長にも大事です。

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参考文献

Shenら(2025). Daily fluctuations in adolescents' sleep predict next-day attention, sleepiness, and fatigue: an ecological momentary assessment study over 28 days. J Child Psychol Psychiatry, 66(5), 686-696.

Shortら(2011). Time for bed: parent-set bedtimes associated with improved sleep and daytime functioning in adolescents. Sleep, 34(6), 797-800.

Tynjäläら(1997). Perceived tiredness among adolescents and its association with sleep habits and use of psychoactive substances. J Sleep Res, 6(3), 189-98.

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