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YouTube動画/Movies

2025/3/11

【心理学の研究】早く生まれた長男長女であるほど頭が良い⁉(Youtube専門家対談企画子育ての心理学の第四十回目)

・心理学では、生まれ順と能力について多くの研究が行われており、共通した項目がある! ・次女は長男長女と同じくらい、自分はなんでもできると思っている⁉ ・長男・長女で生まれ順が早いほど、勉強ができて頭も良い! 現場に携わる専門家をお招きして、専門家同士が対談するYouTube専門家対談企画。 今回は、保育歴7年で親子の愛着ナビゲーターのゆうさんと子育ての心理学についてお話します。 トピックは、「生まれ順で能力に違いはある?!」です。 長男・長女や末っ子など、世間では生まれた順で性格や能力に違い ...

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営業の心理学

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2025/3/10

質重視の営業法は「戦略を立てて量で検証する」(YouTube専門家対談企画営業の心理学の第六回目)

・営業の行動量を求める風潮は、営業成績も経営も行き詰まる可能性が高い。 ・質を重視する営業法は、「戦略を立てて量で検証する」で共通している! ・営業はある意味結果主義の世界だから、自由度が高い職種でもある。 現場に携わる専門家をお招きして、専門家同士が対談するYouTube専門家対談企画。 今回は、営業歴20年で合同会社トースティー代表の伊藤さんと営業の心理学についてお話します。 今回のトピックは、「営業の『質か量か問題』答えは質かもね!」 普段のビジネスでもよく議題にあがる「質か量か問題」。 育成にもか ...

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what is attachment disorder ?

心理学・脳科学/Psychology・Neuroscience 精神医学/Psychiatry 記事/Article

2025/2/28

愛着障害とは?心理学と脳科学で解説

・愛着障害は聞いたことはあるけれどよく知らない。 ・愛着障害と言われた。 ・愛着障害のになぜなるの?脳のメカニズムを教えて! 最近、子どもだけではなく、大人に対しても「それは愛着障害ですね」と聞くことが増えました。 特に、子どもを預かる保育士さんや幼稚園教諭の方がよく言う印象があります。 親としても聞いたことがあるけれど、実はよく知らないという人は多いのではないでしょうか? あるいは、愛着という言葉で何となくニュアンスを理解するくらいの人も多い気がします。 そんな方々のために、今回は愛着障害の基本について ...

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心理学・脳科学/Psychology・Neuroscience 記事/Article

心理学的に人を強して人生の生活満足度を高めるきっかけとは?

・人生をもっと良くしたい!

・人生が辛くて苦しい。どうやったら前向きになれるのか?

・心理学で人生の生活満足度向上はできるの?

人は幸せになりたい生き物です。

そのために、お仕事を頑張って努力してお金を稼ぎますし、自分の人生の満足度向上のために自分磨きをします。

でも、人生は辛くて苦しい時もあります
うつ病患者が増えているという統計調査もあるくらいです。

では、どうすれば人生での生活満足度が向上するのでしょうか?

今回は心理学の研究をもとに、人生の生活満足度向上のきっかけとなる要因を紹介します。

本記事では以下のことが学べます。

1. 心理学で人が逆境などに強くなる要因

2. 心理学で人生の生活満足度が向上する要因

3. 心理学で人生が好転するきっかけになりうる要因

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①逆境・壁・失敗が人を心理学的に強くする!

心理学の研究は長らくは、マイナスな人生をどうするかに焦点が置かれていました

しかし、2000年代になってから、プラスの人生をよりプラスにするにはどうするかという心理学研究や心理学論文が出始めるようになりました

その一つが、スポーツの研究でも見られます。

実際に、オリンピックの金メダリスト10人にインタビューした心理学の研究では、このように答えているメダリストもいました(Sarkarら, 2015)。

私は(オリンピックに選ばれるに足る人物だと)信じていたのに、一度や二度も選ばれずに、激怒したことがあります...しかし、チャンスをものにしたとき、大きな潜在力を持つ仲間になり、自分のベストを尽くそうと。それだけが自分にできることだ。まさに自分は一生懸命やることだ...

このメダリストは何度もオリンピックの選考漏れを経験しています。

それでも諦めずに、オリンピックの選考を獲得しました。

しかも、出場した大会で金メダルも獲得したのです。

このように、オリンピック代表選手の選考漏れという逆境や壁を経験することで、金メダルを取れるような人間としての強さを手に入れたのかもしれません

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②人生の満足度向上のカギはレジリエンス、特に楽観主義にあり!

このオリンピック選手のように、何度も逆境や失敗に直面しても回復して再挑戦できるような状態を心理学では「レジリエンスと呼びます。

レジリエンスが高い人は、後ほど紹介しますが、人生の生活満足度が高い傾向があります。

では、レジリエンスを鍛えるには、どのようにすればいいのでしょうか?

そのきっかけとなるのが、楽観主義だと有名な心理学者セリグマンはハーバードビジネスレビューで答えています(Seligman, 2011)。

つまり、物事を楽観的に捉える練習をすれば、レジリエンスは鍛えられるのです。

実際に、ハーバードビジネスレビューでは、トラウマになるような厳しい訓練を生き延びたレジリエンスの高い軍人さんは楽観的だという研究が例に出されていました。

心理学ではいくつかレジリエンスを高める方法がありますが、楽観主義はその一つです。

他のレジリエンスを高める方法は下記に動画でシリーズにしてまとめています↓
ご興味のある方はぜひご覧ください↓

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③グリット・心の強さ・レジリエンスと人生の生活満足度向上との関係

最後に、最近話題の心理学用語「グリット」と「心の強さ(Hardiness)」とレジリエンスの関係を調べた研究を紹介します。

まず、グリットとは、「長期的な目標に向かってやり続ける能力や情熱」を表します。

一方、心の強さ(Hardiness)とは、スーパーマンが相手の攻撃をものともしないように、「問題を問題としてではなく、チャレンジするものとして、コントロールしたり、変えることができたり、適応できるもと考えること」を表します。

どちらの心理学用語も、人生の満足度向上には大事な要素です。

では、先ほどまで紹介してきた、レジリエンス、グリット、心の強さ(Hardiness)にはどのような関係があり、人生の生活満足度向上とどう関係があるのでしょうか?

それを車いすテニスのスポーツ選手にアンケート調査した研究があります(Martinら, 2015)。

結果は、グリット・心の強さ(Hardiness)・レジリエンスはお互いに高め合うプラスの関係がありました。

また、人生の生活満足度向上には、特に、心の強さ(Hardiness)とレジリエンスが関係すると示されています。

グリットは、我慢しないといけない場面があるから、意外と人生の生活満足度とは関係しなさそうという結果も出ています。

それでも、グリットはお仕事やスポーツなどの物事の成功には欠かせない要因であると、グリット提唱者は語っています

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④まとめ

以上より、心理学的に人を強くし、人生の生活満足度向上につながる要因を紹介しました。

まとめると以下のようになります。

  • 逆境や失敗した後に回復する「レジリエンス」は人を強くし、人生の生活満足度向上につながりそう。
  • レジリエンスを高める要因の一つは、楽観主義。
  • 「レジリエンス」とチャレンジをものともしない「心の強さ(Hardiness)」が、人生の生活満足度向上に関係する。

上記で紹介しましたセリグマンらの研究や、いわゆる、スポーツのゾーン状態(フロー状態)を調べたチクセントミハイらの研究を皮切りに、心理学でも幸福や生活満足度向上の研究が出だしました。

人生の生活満足度を向上させる方法はこれらだけではありません

他にももっと多くありますが、とりあえず、人を強くし、人生の生活満足度向上につながる「レジリエンス」「グリット」「心の強さ(Hardiness)」は意識してみるといいかもしれませんね。

皆さんの人生の生活満足度向上を願っております!

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参考文献

Martinら. (2015).Gritty, Hardy and Resilient: Predictors of Sport Engagement and Life Satisfaction in Wheelchair Basketball Players. Journal of Clinical Sport psychology, 9(4), 345-359.

Sarkarら. (2015).What doesn’t kill me…: Adversity-related experiences are vital in the development of superior Olympic performance. Journal of Science and Medicine in Sport, 18(4), 475-479.

Seligman. Martin E. P. (2015). Building Resilience. Harvard Business Review.

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