brain health index among any age

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2026/5/22

何歳であっても脳を健康にする方法

とのお悩みをよくお聞きします。 うつ病やアルツハイマー型認知症になる方が多く、脳が健康であることが重要視されています。 脳トレのように脳の記憶力だけに注目して、脳の健康を促進する方法はありますが、あまり他の能力に派生することはなく、記憶力だけ伸びるという事例は多いです。 しかし、今回ご紹介する研究は、総合的な脳の健康度を上げるトレーニング法です! 脳の健康とは、「認知能力」「感情のバランス」「人とのつながり」の三つを指標にしています。 脳の健康度を上げる大々的で長期間追跡調査した研究をご紹介! 心理学のエ ...

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omission regret and commission regret

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2026/5/17

心理学的に後の人生で悩むのは「やった後悔」より「やらなかった後悔」

と心理学の論文では言われています。 日常生活では、最近の後悔と過去から引きずって後々まで後悔する長期的な後悔があります。 心理学では、後悔は「やった後悔」と「やらなかった後悔」の大きく二つに分けて研究されています。 「やった後悔」は、買い物などですでにあるものを買ってしまって後悔することです。 「やらなかった後悔」は、旅行などでお土産を買わず、後に「買っておいた方がよかった」と後悔することです。 では、人は後の人生で「やった後悔」と「やらなかった後悔」のどちらをより悔やむのでしょうか? そして、何に後悔し ...

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what is consumer-oriented sales ?

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2026/5/15

心理学が示す!営業の相手目線に立つとは?(YouTube専門家対談企画営業の心理学の第三十二回目)

と営業のプロの伊藤さんはおっしゃいます。 現場に携わる専門家をお招きして、専門家同士が対談するYouTube専門家対談企画。 今回は、営業歴20年で合同会社トースティー代表の伊藤さんと営業の心理学についてお話します。 今回のトピックは、「営業の相手目線」についてです。 相手目線に立つことは、営業だけではなく、ビジネス全般に言えることです! 特に営業では、相手目線に立つことでお客様が買いやすい状態になるため、営業成績も上がり、会社の売上にも貢献できる。 これら三つの疑問をもとに、心理学の研究と現場の知恵から ...

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心理学・脳科学/Psychology・Neuroscience 記事/Article

【心理学の事実】血液型性格診断・脳トレ・アドラー心理学は意味がない

・B型は自己中だから嫌だ

・右脳トレーニングをすれば頭が良くなります

・アドラー心理学で嫌われる勇気を持ちましょう

今や聞かない日がないくらい人気の学問となった心理学

人気なゆえに誤解されていることが多いです。

例えば、現在の心理学では、フロイトやユングをほとんど(全く)勉強しません

もちろん、専門にしている方はいますが、基本的には深く勉強しません。

今回はそんな心理学の主な三つの誤解について見ていこうと思います。

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衝撃の事実① 血液型性格診断

世間では、「B型は自己中」「AB型は変人」などのように血液型によって性格タイプが分かれると言われます。

また、血液型同士の相性も本でちらほら見かけます。

しかし、久保&三宅(2011)の研究では、血液型と性格の間には関係性を見出してはいません

この図は血液型ごとに、BIG 5という有名な性格検査の指標を比べた図です(久保&三宅, 2011)。

血液型ごとに見てみると、性格検査のどの項目でも血液型による違いはあるとは言えません。

次の図は、血液型ごとに当てはまらないと答えた項目についてです。

いずれにしろ、血液によって性格項目に違いがあるとは言えません。

どの血液型も性格項目の数値で特別高い項目はありません

O型項目だけ若干違いはありますが、むしろ、O型の人がO型項目を「当てはまる」と答えた人が少ないことを示しています。

血液型と相性に関する研究はないと思われますが、血液型と性格に関係があるとは言えない以上、血液型で人間同士の相性もあるとは言えないと思われます

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衝撃の事実② 脳トレ

「脳を鍛える」というような脳トレの広告が町中やインターネットには溢れています。

メディアや書籍媒体で、高齢者のための脳トレグッズ脳トレクイズなど様々なものがあります。

しかし、Owen et al. (2010)の研究では、いわゆる「脳トレ」は効果があるとは言えないと結論づけられています。

この図は、最低でも週三で一日10分間の脳トレを6週間続けた人の脳トレ前(青)と脳トレ後(赤)の認知機能テストの結果です。

一番右の”control group”は比較するために脳トレをしなかった人たちの成績です。

青いバーが脳トレ前の成績。

赤いバーが脳トレ後の成績。

どの検査でも脳トレをした人と脳トレをしていない人の間で差がありません(Owen et al., 2010)。

ただし、自分が練習した項目では成績は上がります。

例えば、テトリスをやっていたらテトリスだけやたらと上手くなるとかです。

脳トレをしても全体的な能力が向上するとは主張できず、俗に言う「頭がよくなる」とは言えません。

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衝撃の事実③ アドラー心理学

最近流行りのアドラー心理学ですが、学術的にはアドラー心理学を取り上げる研究を心理学専攻者はほとんど見たことはないと思います。

そもそもアドラーの名前すら載っている教科書はまれです。

それこそ、アドラー心理学に特化した専門書くらいです。

臨床心理学でも亜流の位置だと思います。

なぜ取り上げられないかというと、私の推測ですが、アドラー心理学の方法論は臨床現場で使えなかったからだと思われます。

なぜかビジネス界隈では、アドラー心理学の本が飛ぶように売れ、アドラー心理学が世間で独り歩きしています。

ちなみに、かの有名な科学哲学者カール・ポパーは『推測と反駁』アドラー批判を行っています。

論理が明快で読んでいても面白いのでぜひご興味のある方はそちらをご参照ください。

ただし、私は、アドラー心理学を学ぶ意義が全くないとは思いません

その辺だけご理解を頂けたら幸いです。

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参考文献

久保&三宅(2011)「血液型と性格の関連についての調査的研究」吉備国際大学研究紀要 社会福祉学部 (21), 93-100.

Owen et al. (2010). Putting brain training to the test. Nature, 465(7299): 775–778.

カール・ポパー『推論と反駁』

 

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