sales introduction and consumer orientation

YouTube動画/Movies

2026/5/24

相手目線で役に立ち続けると紹介される営業になれる!(YouTube専門家対談企画営業の心理学の第三十三回目)

と営業のプロの伊藤さんはおっしゃいます。 現場に携わる専門家をお招きして、専門家同士が対談するYouTube専門家対談企画。 今回は、営業歴20年で合同会社トースティー代表の伊藤さんと営業の心理学についてお話します。 今回のトピックは、「営業の相手目線」についてです。 相手目線に立つことは、営業だけではなく、ビジネス全般に言えることです! 特に営業では、相手目線に立つことでお客様が買いやすい状態になるため、営業成績も上がり、会社の売上にも貢献できる。 これら三つの疑問をもとに、心理学の研究と現場の知恵から ...

ReadMore

brain health index among any age

YouTube動画/Movies

2026/5/22

何歳であっても脳を健康にする方法

とのお悩みをよくお聞きします。 うつ病やアルツハイマー型認知症になる方が多く、脳が健康であることが重要視されています。 脳トレのように脳の記憶力だけに注目して、脳の健康を促進する方法はありますが、あまり他の能力に派生することはなく、記憶力だけ伸びるという事例は多いです。 しかし、今回ご紹介する研究は、総合的な脳の健康度を上げるトレーニング法です! 脳の健康とは、「認知能力」「感情のバランス」「人とのつながり」の三つを指標にしています。 脳の健康度を上げる大々的で長期間追跡調査した研究をご紹介! 心理学のエ ...

ReadMore

omission regret and commission regret

YouTube動画/Movies

2026/5/17

心理学的に後の人生で悩むのは「やった後悔」より「やらなかった後悔」

と心理学の論文では言われています。 日常生活では、最近の後悔と過去から引きずって後々まで後悔する長期的な後悔があります。 心理学では、後悔は「やった後悔」と「やらなかった後悔」の大きく二つに分けて研究されています。 「やった後悔」は、買い物などですでにあるものを買ってしまって後悔することです。 「やらなかった後悔」は、旅行などでお土産を買わず、後に「買っておいた方がよかった」と後悔することです。 では、人は後の人生で「やった後悔」と「やらなかった後悔」のどちらをより悔やむのでしょうか? そして、何に後悔し ...

ReadMore

経済学・経営学/Economics・Marketing 記事/Article

少子化問題は経済にどう影響するのか?

・少子化に歯止めがかかりません。

・少子化ってそんなに問題なの?

・少子化の影響ってどんなものなのか?

過去の記事で、ブライダル総研の調査を紹介しました。

男女とも恋人がいない割合が6~7割という衝撃的な調査結果でした。

前回の記事(論文)では、恋愛論について語りましたが、この調査は少子化にもつながります。

恋愛結婚が主流の現在において、恋愛しなくなるということは、結婚にも結びつきにくく、子供も増えなくなります。

現に国勢調査では、「結婚する人の減少」が見られ、2015年の調査では、未婚率が男性47%女性34%と高止まりしていることが明らかになっています。

では、このように、少子化に拍車をかける要因とは何か?

今回は、過去文献を基に少子化の経済について考えます。

スポンサーリンク

①少子化の世界的分析

まず最初に、世界的に少子化を促す要因について見ていきます。

近年では、ヨーロッパを含む先進国でも少子化は進んでおり、日本だけの問題ではなくなりつつあります

世界192カ国にわたって少子化の社会経済的要因を探った、鈴木&田辺(2016)の研究によると、下図の8つの要因が少子化に関連しているようです。

彼らの研究では、アフリカの国の影響が強く出ています。

たとえば、乳児死亡率、初婚年齢(女)、避妊普及率、経度、貧困率などは、アフリカ諸国の出生率の高さで説明できると論文では述べられています。

しかし、識字率に代表される教育の向上やGpC(一人当たりのGDP)などの経済的要因は、日本でもアフリカ以外の各国にも当てはまる要因ではないでしょうか?

つまり、識字率やGDPが高ければ高いほど、少子化が進むということが強く示されたといえるでしょう。

スポンサーリンク

②日本の少子化の経済的要因

次に、日本の少子化に影響を与える社会経済的要因について飯島&横山(2018)の研究を参考に見ていきます。

まず、少子化につながる最も大きな要因として、「お金がない」ことが挙げられます。

上図は妻の年齢別にみた、理想の子供数をもたない理由が挙げられています。

ダントツで多いのが、「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」という理由でした。

なんと全体総数の56%を占めます。

次の理由は、「高齢で生むのはイヤだから」「欲しいけれどもできないから」のように出産身体的理由が来ています。

このことを考慮すると、お金という経済的問題が出産を躊躇させるということがわかります。

さらに、そのことに追い打ちをかけるのが、結婚の障害となっている要因です。

その一位が、「結婚資金の不足」であり、男性43%女性42%が挙げています。

このことは、非正規労働などと関連しそうですね。

ますます、未婚化と晩婚化が進むことになるでしょう。

そのことをまとめたのが下の図になります。

スポンサーリンク

③少子化の経済への影響

最後に、では、少子化の何が問題なのかについて軽く触れてこの記事を締めます。

少子化による人手不足の加速など様々なことが言われています。

他にも、たとえばデービッド・アトキンソンさんのように少子化をとても懸念されている方もいらっしゃいます。

個人的には、彼のインタビュー記事を見ているととても勉強になりますので、そちらを参照していただきたいぐらいです。

ですが、一応この記事でも述べます。

特に問題となるのが、少子化による産業構造の変化です。

たとえば、吉川&安藤(2019)は、少子化により産業構造の変化を統計的に示した上で(上図)、以下のことを述べています。

人口減少下でのマクロ経済が成長を持続するためには、生産性の向上自体は好ましいことであるが、製造業においては、かつて高成長の時代には多く見られていたような、新しいモノ/サービスが創出され、需要拡大を牽引して雇用も増加する好循環の復活が望まれる。日本経済の持続発展に向けては、製造業が復権するかが鍵になるであろう。非製造業については生産性の改善がほとんど見られないが、雇用面の貢献は大きく、その背景には各自体に必要なモノ/サービスが新たに創出され、需要が伸びてきたことが示唆されている。

彼らは、ここ最近の生産性の議論から、第三次産業であるサービス業ではなく、第一次産業である製造業こそが生産性の向上に貢献してきたと述べています。

もちろん背景には、「人口/労働人口の減少が経済成長にマイナスの影響を与えることは言うまでもない」と述べているように、人口減少が経済に大きな影響を与えることを認めています。

しかし、根本的な問題は一人当たりのGDPの向上、特に製造業の復権であると述べています。

つまり、少子化は労働の担い手がいなくなるため深刻な問題であることには間違いないですが、少子化の影響を考慮して、現在の日本の労働・経済的要因を考える必要があるのです。

実際に、シミュレーション研究で、少子化の影響が数年単位で比較的すぐには出ないことが示唆されています。

なので、少子化よりも実は生産性の向上や産業構造を考えないといけないのです

生産性が向上し、給料の増加や雇用環境の向上が実現すれば、「お金がない」という要因は改善され、結婚も増えるでしょう。

また、経済的に余裕が生まれ、結婚も増えれば、子供を作るようになります。

少子化問題とは、子供の数の減少ではなく、経済全体の生産性を考える問題であると改めて言うことができると思われます。

スポンサーリンク

参考文献

飯島&横山. (2018). 日本における少子化の社会経済的要因と政策. 日衛誌, 73, 305-312.

鈴木&田辺. (2016). 世界各国の出生率の社会経済要因の分析. 現代社会研究, 14, 11-17.

吉川&安藤(2019). 人口減少、産業構造の変化と経済成長. RIETI Discussion Paper Series 19-J-033.

スポンサーリンク

-経済学・経営学/Economics・Marketing, 記事/Article